環境マネジメント
環境方針
マネジメント体制
住友倉庫は社長が委員長を務めるCSR委員会の下部組織である環境部会において、CSR委員会の指示に基づき当社グループの環境に係る施策の立案、施策の進捗確認、情報共有を行っています。環境部会の活動計画はCSR委員会の決議承認により実施され、その内容は取締役会に報告されます。環境関連の課題や取組目標等は、四半期ごとに進捗が確認されるほか、少なくとも年1回CSR委員会及び取締役会に報告する体制とし、取締役会から必要な指示を、CSR委員会を通じて受けることで、環境に係るマネジメントを行っています。
環境部会は主に気候変動、汚染防止と資源の有効活用、生物多様性に関する活動を促進し、方針と目的・目標に基づき、PDCAを回す環境マネジメントシステムを構築しています。
ISO14001(環境マネジメントシステム)の取得状況
住友倉庫グループでは、以下法人において、環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001を取得しています。
規格 | 対象範囲 | 単位 | 法人数 | 認証を受けた事業所を持つ法人 |
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ISO14001 | 連結 | 社 | 5 | シンガポール住友倉庫会社、ユニオン・サービシズ・シンガポール会社、ロジャナ・ディストリビューション・センター会社、住倉レムチャバン会社、株式会社若洲 |
※ISO14001の認証を受けた事業所を持つ法人数の割合は連結子会社36社(2024年3月31日現在)のうち13.8%
グリーン経営認証の取得
「グリーン経営認証」とは、公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団が、環境負荷の少ない事業運営に取り組んでいる事業者を審査の上、認証・登録を行うものです。当社グループは、倉庫業及び港湾運送事業を対象とするグリーン経営認証を取得しています。
グリーン経営認証(倉庫業)取得事務所
事業所名 | 初回登録年月日 |
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大阪支店川口営業所安治川倉庫 100倉庫 200倉庫 | 2006年10月10日 |
大阪支店南港第一営業所 L-1ターミナル | 2010年11月10日 |
大阪支店南港第二営業所 | 2007年1月19日 |
大阪支店南港東営業所 100倉庫 200倉庫 | 2010年10月10日 |
神戸支店六甲営業所六甲アイランド倉庫 100倉庫 200倉庫 | 2011年5月20日 |
東京支店お台場営業所 第2倉庫 | 2011年2月10日 |
横浜支店大黒営業所 第1倉庫(200倉庫) 第2倉庫 | 2011年1月20日 |
横浜支店厚木営業所 100倉庫 | 2007年1月19日 |
名古屋支店名古屋港営業所 | 2011年3月18日 |
グリーン経営認証(港湾運送事業)取得事業所
事業所名 | 初回登録年月日 |
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大阪支店南港第一営業所L-1ターミナル | 2010年11月10日 |
神戸支店六甲営業所六甲アイランド倉庫 100倉庫 200倉庫 | 2011年5月20日 |
横浜支店大黒営業所 第1倉庫(100倉庫上屋) | 2011年1月20日 |
目標と実績
テーマ | 取組み | 実績 |
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温室効果ガス排出量 | 当社単体のスコープ1・2において、温室効果ガス排出量を2030年度までに2018年度比で50%削減する | |
環境法令等の遵守 | 環境法令等を遵守し、事業活動から生じる問題を未然に防ぐように努める | |
汚染防止 | ||
資源の有効活用 | ||
生物多様性 |
環境法令違反
当社グループでは、現在までにおいて、重大な環境法令違反、紛争等は発生しておりません。
環境教育とコミュニケーション
環境教育・啓発
住友倉庫では、環境保全に対する意識の向上のために継続的に環境教育や啓発活動を実施しています。入社時研修における環境方針を含む当社が取り組む環境施策や目標の説明のほか、社内イントラネットや社内報を通じて定期的(年1回以上)に環境をテーマとした情報を発信し、全従業員に教育や啓発を継続しています。また、2024年度は当社の環境施策を企画・推進する管理職を対象に外部講師による講演会を実施するなど階層に応じた教育も実施しています。
ステークホルダーとの対話推進
当社環境施策の開示・発信内容(統合報告書・ウェブサイト他)の充実を行っています。2024年からは新たに統合報告書を発行し、内容の充実を図っています。