温湿度管理が徹底した営業倉庫での映像フィルムの長期保管
アーカイブズトランクルーム放送局様
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- 映像フィルム

「映像フィルム専用冷蔵倉庫」の内部
Q課題
大切な情報資産である過去の映像フィルムを、保存の安全性・コスト両面に優れ、温湿度管理を徹底させれば数百年もつともされるフィルムの形のままで保管したい。そのため、設備とシステムの整った専用の営業倉庫を選定し、プロの管理に委ねたい。
Aソリューション
まさにご希望通りの保管環境を備えた倉庫、当社最新鋭のアーカイブズ(情報記録媒体)対応施設「羽生第二アーカイブズ」内の「映像フィルム専用冷蔵倉庫」をご案内することができました。当施設では各種情報記録媒体の特性に応じた多様な保管環境を提供し、映像テープ・フィルム保管のご要望にもきめ細かく対応しています。映像フィルムは、たとえ定温定湿倉庫でも温度20℃・湿度55%程度であれば、約25年で化学反応が起こり品質劣化を招きます。このため、「映像フィルム専用冷蔵倉庫」では、温度5℃程度・湿度40%以下の保管環境を設定。品質劣化を遅らせる徹底した温湿度管理により、映像フィルムの長期保管を可能にしています。
「羽生第二アーカイブズ」が誇る、最高水準のセキュリティシステム、免震構造・落下防止装置付専用固定棚・火災時に水を使わず消化する全域放出方式の窒素ガス消化設備などによる高い耐災害性、ご提供するWeb情報管理システムを介したワンクリック指示による都内翌日集配サービスなども、「プロの管理」への信頼につながりました。
担当者の視点
当社は、多様な保管貨物の特性に応じた専用倉庫を多数保有しています。このため、今回のような特殊な課題に対しても、ハイレベルなソリューションのご提供が可能です。東京都心から約60km圏に位置する「羽生第一アーカイブズ及び羽生第二アーカイブズ」のほかに、24時間365日緊急出庫に対応可能な都市型アーカイブズ「平和島アーカイブズ」も保有。特にスピーディな出庫を重視されるケースにも対応しています。