住友倉庫

食品安全管理システム認証(FSSC 22000)に基づいた保管管理
国内物流メーカー様

事例分類
保管の事例
業種分類
農産品/食品/飲料

Q課題

食品を製造しているが、製品の品質事故の未然防止のため、工場だけでなく原料や製品の保管倉庫の管理体制も全面的に見直し、安全性をデータ(記録)で即座に示せる体制を築きたい。現状の営業倉庫は対応が困難であるため、対応可能な営業倉庫を探している。

Aソリューション

2007年の毒入り餃子事件以来、強化されてきた食品工場のフードディフェンス。工場における体制づくりが一段落した現在、さらに、原料調達から販売までの全段階で監視を強める動きが本格化し、保管管理の強化を求める本件のようなご相談が増加しています。現在、食品マネジメントシステムとして主流となっているFSSC22000においても、倉庫保管や食品防御、バイオビジランス及びバイオテロリズムに関する要求事項が定められていますが、一方に、こうした要求を満たせる営業倉庫はまだ数少ないという現状があります。
そんななか、当社では、FSSC22000の要求事項を十分に満たせる営業倉庫をご提供するだけでなく、FSSC22000の要求事項をお客様と共に詳しいチェックリストに落とし込み、それに基づいて評価と改善を繰り返す体制を構築。そうした経験を活かし、FSSC22000認証取得を目指すお客様を支援しています。
本件もそうした管理レベルの倉庫をご提供することにより、食の安全安心ひいては対外的な信頼の向上に貢献することができました。

POINT1
食品に適した保管環境のご提供
POINT2
保管管理レベル向上のための評価体制構築
POINT3
保管エリアの見える化

担当者の視点

食の安全安心は、大きな社会的課題です。当社はフードディフェンスの意識の高い大手食品メーカー様との取り組みを通じ、比較的早い時期にFSSC22000について学ばせていただくことができました。その後も培ってきたノウハウを活かし、今後はFSSC22000レベルの管理を当社食品倉庫の標準として磨き上げて、食の安全安心の一翼を担っていけたらたと願っています。

FSSC22000とは

図:FSSC22000とは 図:FSSC22000とは

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