若手社員奮闘記

自然災害を通じて感じた物流の大切さ想像以上の仕事の幅にやりがいを感じる 佐藤 菜月 西日本グローバル・ロジスティクス営業部 営業第一課 文学部 英文学科卒 2022年入社

自然災害を通じて感じた
物流の大切さ
想像以上の仕事の幅に
やりがいを感じる

佐藤 菜月
西日本グローバル・ロジスティクス営業部 営業第一課
文学部 英文学科卒 2022年入社
STEP1
STEP1

なくてはならない社会インフラを
支える一人として
グローバルな物流に携われるのが魅力

台風や地震などの自然災害で物流が滞り、店に物が入荷しない映像をニュースで見て、「物流」という社会インフラに興味を持ちました。数ある物流企業の中で、住友倉庫は総合物流企業としてグローバルに展開しており、高校・大学と国際関係の学科で学んできた私にとって、とても魅力的に映りました。また日常生活に必要不可欠である物流を通じて社会貢献し、人々の生活を支えたいと思い、住友倉庫を志望しました。
集団で行われた面接中は、他の人が話している内容を聞きながら自分の経験をどう評価してもらえるのかとドキドキしていました。堅い雰囲気の中での面接でしたので、社風も固い感じなのかもと思っていたのですが、入社後に配属になった部署の上司や先輩方はとても気さくで優しい人ばかり。これは嬉しいギャップでした。5日間の新人研修後に配属になった西日本グローバル・ロジスティクス営業部にて、今もさまざまな新しい案件にチャレンジしながら充実した日々を過ごしています。

STEP2
STEP2

少しのミスが大きな影響を与えることも
チェックを怠らず、丁寧な仕事を心掛ける

1年目の最初は、ルーターなどネットワーク機器の輸入業務と、産業用電線の輸出入業務を担当しました。輸入業務はArrival Notice(船の到着通知)の作成、船の運行スケジュールや貨物の納入日の確認などが主な業務です。輸出業務は、主に船のブッキング(予約)や通関の際に必要な書類の作成、B/L(船荷証券)の発行などで、他にも輸送費用の請求書作成や支払い、保険の付保業務もあります。入社前に想像していた以上に仕事の幅が広く、専門的な知識が必要な仕事だと感じています。
少しずつ担当の業務に慣れてきていた1年目の秋頃、指導員だった方が産休に入り業務を引き継ぐことに。慣れない輸出業務が一気に増えて四苦八苦していたある時、輸送方法が途中で変更になった貨物がありました。船の手配はキャンセルしたのですが、作業手配担当者にそれを伝えることを失念しており、搬入日になってから「貨物が入って来ないがどうなっている?」と問い合わせがきて連絡漏れが発覚。その時は周りの皆さんのフォローによって何事もなく終わりましたが、私にとって今でも忘れられない失敗です。仕事とは自分のすることだけで動いている世界ではない、と改めて実感しましたね。

STEP3
STEP3

幅広い知識や経験の必要性を実感
頼らず自分一人でできる業務を増やしたい

2年目に入り、私の部署にも新入社員が配属されました。私はじっくりと物事を進めるタイプなのですが、後輩は要領よく仕事をこなすことができていて、その姿に自分も頑張らないと!といい刺激を受けています。
少し前から新しいクライアントを担当するようになり、危険品の輸送に関わる業務も行うようになりました。危険品は場合によって船への積み込みを受け入れてもらえないことがあり、なかなか輸送の手配が進まない時もあります。当初は難しさを感じることもありましたが、少しずつ一人でできる業務範囲が広がっていくことで、自分自身の成長を実感しています。
最近嬉しかったのが、入社当初から関わりのある方からいただいたメールです。私が1年目の頃はその方より間違いを指摘されることも多かったのですが、先日届いた請求書のメールに「いつもきちんと仕事をしてもらって助かっています」とメッセージが付いていました!入社当初からの仕事ぶりを知っていただいている方だったので、成長を認めてもらえたことは嬉しかったですね。

STEP4
STEP4

どんなイレギュラーな事態にも対応できる
周りから頼られる存在を目指す

輸出業務も輸入業務もスケジュール通りに行くことばかりではありません。特に天候には大きく左右され、例えば船のスケジュールに大幅な変更が出て予定していた納期に間に合わなくなったり、港のコンテナヤードがクローズしたりする中で、通常とは異なる臨機応変な対応が求められます。先輩方を見ていると、そのようなイレギュラーな事態や前例のない新しい輸送方法に関する質問にも、いつもスピーディーに応えられているので、私も先輩方のように即座に対応できるよう知識を増やしていきたいですね。そして優先順位を考えながら、効率よく業務を進めていけるようになりたいです。
また、ルーティーンワークでも過信せずに、常に新しい気持ちで確認を怠らないことが大事だと感じています。丁寧な仕事を心掛け、ミスを極力起こさないようにしたいです。
住友倉庫は、営業の方も輸出入荷捌きの方も皆さん優しい方ばかりです。今は周りの方に助けていただくことの方が多い毎日ですが、将来的には私も頼られる存在へ成長したいと思っています。

学生の皆さんへひとこと

大切なのは自分の軸をしっかり持つこと!
自己分析で自分の強みを見つけて
納得感のある就職活動とその先の社会人生活を

就職活動をする中で大切だと感じたのは「自分の軸をしっかり持つこと」です。どういう環境でどんな風に働きたいか、という軸があれば、上手くいかない時にも立ち戻って判断できますし、納得のいく社会人生活を送ることができると思います。私はその軸を見つけるために、自己分析を念入りに行いました。学生時代に打ち込んだ吹奏楽や書道への取り組み方などを分析し、何事も最後までやり遂げるタイプだと面接では粘り強さをアピールしました。自分の過去を見つめ直すことで、自分の中の軸が見つかると思います。ぜひ「これだ!」という軸を見つけてみてください。
住友倉庫の仕事は一人では決してできない仕事で多くの人と関わります。周りと協調し仕事を進めていける人、コミュニケーションをしっかり取ることができる人であればやりがいを感じながら働けると思います。チームで協力するのが好きで物流を通じて社会貢献したい、と考えている方はぜひチャレンジしてみてください!