トップメッセージ

 株主・投資家の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

 当社は、1899年(明治32年)の創業以来、最適な物流サービスを提供し、事業を通じて社会に貢献してまいりました。

 当社グループの2017年3月期業績につきましては、アーカイブズ事業を中心に倉庫事業が堅調に推移したほか、eコマース関連輸送の取扱拡大に伴い陸上運送業が増収となり、不動産事業においても商業施設の新規稼働等により賃貸料収入が増加しました。しかしながら、海運事業において運賃の大幅な下落及び取扱量の減少等により減収となったこと等から、連結営業収益は1,652億56百万円(前期比4.1%減)となりました。また、連結営業利益は91億89百万円(前期比14.7%減)、経常利益は113億27百万円(前期比11.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は78億2百万円(前期比3.5%減)となりました。
 一方、2017年3月期の配当につきましては、当社単体での業績は順調であったこと等から、1株当たりの年間配当額は前期比で1円50銭上積みし、4期連続の増配となる15円50銭(中間7円、期末8円50銭)とさせていただく予定です。

 最近の日本経済は、雇用や所得環境の改善が続く中で、緩やかに回復していくことが期待されますが、世界的な景気動向や政治情勢等の先行きは極めて不透明な状況であり、それらの要因が我が国へ与える影響が懸念されます。
 このような情勢のもと、当社グループは2017年度を初年度とし、創業120年にあたる2019年度を最終年度とする3か年の中期経営計画「チャレンジ120」を新たに策定いたしました。2019年度の営業利益120億円を目標として、当社の強みである財務の安定性を堅持しつつも、一層の飛躍に備えた事業基盤の強化を図ることにより、持続的な成長と企業価値の向上を目指すとともに、株主還元を更に強化する姿勢についても明確に掲げました。

 今後も、皆様からのご期待にお応えすべく、グループ一丸となり全力を尽くしてまいりますので、引き続きご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

社 長 小野 孝則