国際輸送事業・荷捌

人々の暮らしを支えている誇り どんなに世の中が発展してもモノを運ぶ仕事はなくならない 伊藤晃基 横浜支店輸出入営業第一課 異文化コミュニケーション学部 異文化コミュニケーション学科卒 2016年入社

人々の暮らしを支えている誇り
どんなに世の中が発展しても
モノを運ぶ仕事はなくならない

伊藤晃基 横浜支店輸出入営業第一課 異文化コミュニケーション学部 異文化コミュニケーション学科卒 2016年入社

現在の仕事内容

私が所属する輸出入営業第一課では主に輸出業務を担当しており、日本から海外へ輸出する際の国内輸送や倉庫、作業場所の手配、船積書類の作成、輸出申告の手配を行っています。
輸出する際は、カット日と呼ばれる船への積み込みの締切日までに、輸出に必要な手続きが全て終わった状態にしなければなりません。船が到着する港まで滞りなく貨物を持ち込めるか、時間との勝負になります。限られた時間の中で、書類も膨大な量をチェックしないといけないので、どこが要点になるのか早く正確な判断を心掛け、業務に取り組んでいます。
経験を積めば積むほど、様々な輸送体系に携わることができるのがやりがいです。最近では、大型のコンテナ船だけでなく、小型の一般貨物船に、コンテナに入れずに貨物を積んで輸出する機会があり、貴重な経験になりました。
インターネットがどんなに発展しても、モノを動かすことはなくなりません。輸送には豊富なバリエーションがあり、様々な工夫を重ねて貨物は人々の手に届いています。暮らしに欠かせない仕事として、誇りを感じながら働くことができますね。

印象に残った仕事

とある繁忙期のことです。繁忙期は作業場や運送車両の手配がつきにくく、通常よりも余裕を持ったスケジュールで段取りを行うのですが、作業場への貨物搬入日を調整できずカット日直前になってしまいました。
何とか急いで作業を終え、運送車両で港まで運んでもらおうと運送業者へ連絡したところ、港で大量の運送車両が待機して混雑しており、こちらに車両を手配することができないと言われてしまいました。どうにもならない状況を関係各所に報告したところ、船会社との交渉となり、カット日自体を翌朝に延長することに。最終的には、無事当初の出航スケジュールに間に合わせることができました。
出航スケジュールを逃すと、現地への到着が1週間以上遅れる場合もあり、お客様に大変なご迷惑をおかけすることになります。自分一人ではこのような解決はできません。運送会社や船会社、現場の作業員など多くの関係者の方々に助けていただいているということを実感しました。

キャリアパス

2016年
4月

2016年4月

横浜支店 本牧営業所にて勤務

倉庫業務の基礎を学びました。物流業界の専門用語が分からず、何度も先輩に質問を繰り返しました。

2017年
7月

2017年7月

横浜支店 輸出入営業第一課にて勤務

輸出荷捌業務を担当。横浜港全体を知ることができ、視野が広くなりました。

2020年
10月

2020年10月

担当業務の拡大

自分の業務だけでなく周囲の職員のサポートも行う立場になりました。

プライベート

自宅にいる時は読書や映画などに没頭しています。また、体を動かすことが好きで昔から様々なスポーツに挑戦してきましたが、最近はスノーボードが趣味になりつつあります。岩手県や新潟県などの雪質はとても良く初心者でも滑りやすかったので、また遊びに行きたいです。他にも、大学時代の友人とトレイルランニングをしました。自然の新鮮な空気や景色が心地よく、とてもリフレッシュでき、今後も続けてみたいスポーツの1つになりました。

私の求める人物像

私の求める人物像

なぜそれが必要なのか、疑問を持ち解決できる人

日々の仕事に対し、ただ流れていく業務として終わらせるのでなく、なぜその業務が行われているのかという疑問を持てることが大切だと思います。その疑問に気づいた時、仕事の理解が一歩深まり、解決した時はさらに一歩成長できると思います。
また、様々な人と関わる仕事なので、コミュニケーションをしっかり取ることも重要です。
私は協力会社の方々とも仕事の話だけでなく、業務に関係ない話もたくさんします。そういった関係づくりも楽しんで取り組める人がいいと思います。