住友倉庫と歩んだ10年

お客様と住友倉庫、双方がともに海外事業を拡大するために全力投球してきた経験が自身の大きな強みに
キャリアの大半を、顧客企業と自社がともに発展・繁栄するために設立された合弁会社で過ごした。顧客の近くで物流の中枢に関わり、顧客の立場でモノを考え続けた貴重な経験は、物流課題の解決において、大きな強みになっている。
お客様と住友倉庫、双方がともに海外事業を拡大するために全力投球してきた経験が自身の大きな強みに
01 航空貨物部 大阪航空貨物課 好本 圭佑/ 商学部 経営学科卒 2006年入社
01 航空貨物部 大阪航空貨物課 好本 圭佑/ 商学部 経営学科卒 2006年入社
キャリアの大半を、顧客企業と自社がともに発展・繁栄するために設立された合弁会社で過ごした。顧客の近くで物流の中枢に関わり、顧客の立場でモノを考え続けた貴重な経験は、物流課題の解決において、大きな強みになっている。

キャリアパス

2006年
入社

2006年入社

名古屋支店 名古屋港営業所

一般貨物の入出庫業務を担当。作業会社や船会社の手配といったアレンジ業務に携わる。

2007年
4月

2007年4月

西日本営業部第二課

大手電子部品メーカーと2006年に設立した合弁会社に常駐。
輸入オペレーションシステムの立ち上げ支援および海外輸入業務の立ち上げ。

2009年
1月

2009年1月

航空貨物部大阪航空貨物課

引き続き合弁会社に常駐し、輸出ドキュメントセンターの業務に管理者として従事。

2013年
12月

2013年12月

合弁会社に出向

合弁会社の社員として、輸出システム開発や立上げ支援に携わる。

2016年
7月

2016年7月

航空貨物部大阪航空貨物課

一般航空貨物の営業職として、既存顧客への提案および新規顧客開拓に携わる

1年目

1年目

倉庫という現場に近い業務で、「当たり前のことを着実に」という仕事の基本を学ぶ

倉庫という現場に近い業務で、
「当たり前のことを着実に」という
仕事の基本を学ぶ

物流は、産業や国民の生活を支えるためになくてはならないもの。モノを運ぶ、保管するといった「できて当たり前」と考えられていることを着実にやり遂げる仕事に惹かれたのが、物流業界を志望した動機でした。最初に配属された名古屋港営業所は、まさに物流の最前線。輸出する貨物を集めて、コンテナ詰めや船会社に持っていくアレンジをするのが私の業務でした。作業を委託している協力会社との打ち合わせや、自社の営業セクションとの調整が中心で、この「調整」が、その後もずっと私の仕事のキーワードになります。

当時は前年に愛知万博が開催され、名古屋港の取扱貨物が増えていた時期。倉庫の作業スペースや人員確保に苦慮し、お客様の要望に応えるために、作業会社に頼み込んで何とか作業日を確保してもらうことも少なくありませんでした。まだわからないことの方が多く、上司や先輩にはずいぶん助けてもらいましたが、「助けてもらうのは恥ずかしい」という意識がどこかにあったのでしょうか、上司への報告・連絡・相談が遅れ、周囲に迷惑をかけてしまうこともありました。
例えば、貨物の出庫指示の日を間違ってしまい自力で解決しようと奔走しましたが、思った以上に時間がかかり、上司へ報告したときはトラックが出てしまった後で、結果、お客様にも作業員の方にも余分な作業をお願いする羽目になってしまいました。こうした失敗は入社動機になった「当たり前のことを着実に」とは程遠いもの。上司・先輩から「少しでも危ないと思ったら、気軽に声をかけて」とアドバイスを受けて以降は、報・連・相を確実に行い、「着実」な結果につなげることで、お客様からの信頼確保に努めています。

2~7年目

2~7年目

お客様とともに海外事業を拡大するというミッションにリーダー的立場で挑み、調整力や交渉力を磨く

お客様とともに海外事業を拡大するという
ミッションにリーダー的立場で挑み、
調整力や交渉力を磨く

2年目に異動した部署での仕事は、「転職した」と思うほど、それまでの仕事とは全く違うものでした。その前年、従来からのお客様であった大手電子部品メーカーと当社は、先方の商品物流に特化した合弁会社を設立。グローバルな物流機能を高めたい先方と、中華圏を中心に海外事業の拡大を図りたい当社、双方の発展を目指すことが新会社に求められた役割でした。
最初に与えられた私の任務は、住友倉庫の社員として合弁会社に常駐し、輸入オペレーションシステムを立ち上げ、海外輸入業務の拡大を支援すること。立ち上げるシステムが現行システムと相違なく動くか検証し、不具合があれば社内のシステム部門につないで改善したり、システムを使って事務作業をするスタッフに使い方の指導をしたりと、システム部門とユーザーの間の懸け橋として、双方の意見や要望を「通訳」するような仕事でした。

4年目からは輸出オペレーション業務に携わる10名前後のスタッフの管理者として、業務を指揮するようになりました。先方の工場から海外の出荷先まで滞りなく商品を運ぶには、輸出のタイミングにあわせて輸出書類を作成する必要がありますが、生産の遅れや災害の発生など様々な要因で予定通りにいかないことがあります。そうした際にスタッフから相談を受け、倉庫にかけあって出庫を急いでもらうなどの「調整」を行うのですが、双方の主張の折り合いがつかず、ぶつかることもしばしば。しかし、何とか交渉して遅れを最低限に留め、先方の物流担当者から「ありがとう。さすが住友倉庫だね」といった声をかけていただくと苦労も吹き飛びました。若いうちにリーダー的な役割を任されたことで、調整力や交渉力、リーダーシップなどが磨かれていった時期でもありました。

8年目~現在

8年目~現在

お客様の商品物流の中枢に触れてきた経験を強みにあらゆる物流課題を解決できるパートナーへ

お客様の商品物流の中枢に触れてきた経験を強みに
あらゆる物流課題を解決できるパートナーへ

さらにその後、今度は出向すなわち合弁会社の社員として、輸出システムの開発や立上げ支援に携わりました。調整役という役割は変わりませんでしたが、より先方側の立場でシステムを開発・構築するという点が、それまでとは大きく異なりました。また、システムを使うユーザー側から作る側へと、立場も変わりました。
システムの開発や改善では、システムを使うユーザー側の声に触れてきたそれまでの経験が活きましたね。スタッフの声から操作性の改善や必要な機能を追加して、業務効率やコスト削減につながるシステムにできたのではないかと自負しています。
また、輸出システムは受発注システムともつながっており、先方の営業活動の源流である商品の受発注プロセスに触れ、システムの開発・立ち上げに携われたことは大きなやりがいでした。何より、お客様のそばで長年業務に従事したことで、お客様が物流会社に何を求めているのかを理解し、イメージしやすくなったことは、大変貴重な経験でした。

合弁会社が設立されて10年以上が経ち、その間、先方の国内外の物流拠点は増え、グローバルな商品物流の拡大とともに、住友倉庫も海外事業を拡大することができました。振り返ると、合弁会社と自社、そして私自身が成長・発展・繁栄するために全力を注ぎ、前例がない中毎日が無我夢中でしたが、経済の一端を担えたスケール感や、自分がレールを敷くという意義のある仕事を任せてもらったと感謝しています。
今は新たに営業職としての仕事が始まったばかり。お客様の立場がわかるという強みを最大限活かし、航空貨物にかかわらず、物流のことなら何でもお客様に相談していただけるような存在を目指していきたいと思っています。

次の10年に向けたビジョン・目標次の10年に向けたビジョン・目標

企業が直面している目まぐるしい環境の変化、グローバル化は、ますます加速していくと予想されます。グローバル化についても、どの地域・国に進出するかが刻々と変化し、海外で製造したものを海外で売る、いわゆる「アウトアウト」も増えています。
そうした中でお客様の事業展開とともに住友倉庫が発展していくには、思い切った決断と果敢なチャレンジがこれまで以上に必要になってくるでしょう。私自身、その最先端で、お客様の要望に応えるだけではなく、取り巻く環境変化についてお客様とともに議論しながら、互いにWin-Winとなる物流の未来をつくっていけるよう、さらに努力していきたいと考えています。