若手社員奮闘記

スピード勝負の航空貨物と悪戦苦闘する日々優先順位を考えて、ミスなく進めるコツを学ぶ 傍島 美由希 航空貨物部東京航空貨物課 文学部史学科卒 2013年入社

スピード勝負の航空貨物と
悪戦苦闘する日々
優先順位を考えて、
ミスなく進めるコツを学ぶ

傍島 美由希
航空貨物部東京航空貨物課
文学部史学科卒 2013年入社
STEP1
STEP1

さまざまな先輩に教えられながら、基礎を身につける

住友倉庫に興味を持ったのは、社員数が少ないのに高い売上をあげていたから。どうしてこんなに売上をあげられるのかが知りたくて、入社を決めました。配属されたのは航空貨物部。貿易の「ぼ」の字も知らなかったので、まずは半年間、研修として、実際の業務につきながら学びました。最初の一カ月間は、週2〜3回のペースで営業の方が講師となり講習会が開催され、5月になると、今度は外部研修にみっちり3日間通い貿易の基礎的な知識を身につけました。とはいっても、まだ右も左もわからない新入社員です。先輩が指導員としてついてくれたほか、部署の先輩方がかわるがわる仕事を教えてくれました。複数の方に仕事を教わったおかげで、いろいろな仕事のやり方にふれ、会社の雰囲気にも慣れることができました。船便と違って航空便は急ぎの貨物が多く、短い時間での処理が求められます。「優先順位を考えて、仕事をしてね」と先輩に言われたことが、今でも仕事をする上での基礎になっています。

STEP2
STEP2

軽度なトラブル処理をまかされるように。
お客様ごとに対応を工夫してスムーズに解決

航空貨物というとダイナミックで華やかな仕事に思われがちですが、実際には細かな手続きや確認、手配を行う地道で緻密な仕事です。入社当初は輸出貨物の荷捌きの仕事をくり返し行って、貨物の流れをつかみました。荷捌きというのは、配送手配を受注した貨物の大きさや重量などによって、どの飛行機で運ぶか、飛行機のスペースをおさえるところから始まります。便が決まったら通関事務所に依頼して輸出通関手続きを行い、それと同時に貨物を一時保管する「上屋」と呼ばれる場所に運ぶ手配をします。貨物は上屋から飛行機に搭載され、現地の空港まで運ばれます。現地の業者に依頼して、現地での輸入通関手続きをし、相手先に届けるまでが荷捌きの一連の流れです。半年間の研修を経て、おおよその流れをつかんだ私は、簡単なトラブル対応のような、判断力を必要とする仕事を任せられるようになりました。たとえば運送中にダンボール等の外装が破損した場合、いつ、どこで、どんなふうに発生したのか、状況を把握してお客様に伝え指示を仰ぎます。うまく処理を進めるために、お客様が何を重視するかに応じて、対応を工夫することをこの時期学びました。

STEP3
STEP3

新しい取引先との間でイチから貨物の流れを構築する

入社2年目からは、成田空港に新たに開設された「上屋」を使う案件の担当になりました。この上屋を使うのは初めてでしたので、依頼書など書式を作るところから始めなければなりませんでした。長く取引がある上屋ならわかることも、新しい上屋には細かく指示を出さなければ伝わりません。新しい取引先との間で、イチから貨物の流れを構築できたことは大きな自信になりました。
ようやく流れがつかめた今でも、まだまだ緊張の連続です。少し前のことですが、すでに通関して輸出許可を受けた貨物を、お客様の都合で別の便に変更することがありました。貨物は半導体の部品で、ドライアイスで冷やして送らなければいけないくらい繊細で高価なもの。税関への申告は通関事務所、搬出は上屋、運ぶのは航空会社とさまざまな関係者が絡むので、伝達事項をそれぞれに明確に伝え、無事届け終えたときは、心底ほっとしました。

STEP4
STEP4

ものの数分で問題を解決した先輩の力量に感動

入社して一番印象に残っているのは、迅速にトラブルを解決した先輩の姿です。それは運送会社のトラックが貨物を間違った上屋の倉庫に搬入してしまったときのことでした。本来なら、ミスをしたトラックを呼び戻して、配送し直すのが筋です。でもそれでは飛行機の便に間に合わなくなります。先輩は即座に上屋に駐車している別のトラックの状況を聞き出し、それを使って運ぶ手配を整えました。依頼すべき事柄の優先順位や動けるトラックの有無を総合的に判断し、あっという間に手配を終えていた先輩を見て、トラブルのときこそ本当の力量が試されるのだと実感しました。
航空貨物はスピードが勝負です。限られた時間の中でやりくりすることが多いので、優先順位を考えた的確な処理が求められます。先輩のように、トラブルが起きても冷静に対処し、臨機応変に対応できる人材を目指したいと思います。

学生の皆さんへひとこと

人間関係がよく、活気がある職場。
コツコツと仕事をこなせる人に向いてます。

物流はダイナミックな仕事ですが、緻密で正確さを求められることも多いので、全体に目を配りながらも、コツコツと目の前の課題をこなしていける人が向いていると思います。私は「焦ったら負け」を座右の銘に、ミスなく業務をこなすことを目標にしています。住友倉庫は社員数もそれほど多くないため、コミュニケーションをとるにはちょうど良い規模です。誰がどこでどんなことをしているのか、おおよそのことがわかる会社ですから、人間関係がとてもよく、働きやすい環境です。職場に活気もあって、働く人の満足度の高い会社だと思います。