保税物流園区を利用し、受注から販売までのリードタイムを短縮（「非居住者在庫/輸入型」）
国際物流情報システムメーカー様

事例分類

保管の事例／物流効率化・最適化の事例／海外展開の事例

業種分類

生活雑貨／家電製品

Q課題

中国において本格的に販売活動を行うことが決定。現状は、受注の都度、日本から商品（中国からの輸入品を含む）を輸出しているが、今後は現地法人を設立することなく中国で在庫を持ち、中国国内の顧客へ迅速に販売していきたいと考えている。

Aソリューション

中国国内で生産された商品は、輸出すると“輸出品に係る仕入増値税が還付される”などの特典を享受できます。とはいえ、このケースのように実際に日本に輸出して再輸入すると、コストと時間にムダが生じます。このため、“保税物流園区への搬入を輸出、搬出を（再）輸入と見なす制度”の活用を提案。中国内の複数のベンダーから仕入れた商品については見なし輸出で、日本からの商品については保税のまま、共に当社の上海外高橋保税物流園区倉庫に集約し、非居住者在庫サービスを活用して、お客様（日本本社）名義で在庫保管を行う体制を構築しました。
今では、中国国内の販売先から出荷オーダーがあり次第、輸入通関し、迅速に配送を行うことで受注から販売までのリードタイムを短縮。また、国際物流管理システムSWANを導入することで、複雑な書類のやり取りをWEB上で行うなど、輸送の効率化を実現しています。